対して『霧の淵』は積み上げられるカットの根底にあるものが見えず、終始ロケ地の川上村のPV感がある。途中現れる郷土史を学ぶ大学生たちの軽薄さに冷たい眼差しを向ける少女を描きながら、映画にもそこはかとない浅さ、土地固有の空気をフィーリングでしか描き取れない作り手の甘さを感じた。 映画 2024.05.06 Chinese Coffee @ChineseCoffee?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search
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